今日は教育系の記事ではないので興味のない人はスルーしてくださいね。昨日、家族と「デフリンピック」の観戦に行ってきました。デフリンピックは、聴覚障がいのある選手(デフアスリート)のための国際的なスポーツ大会です。
様々な競技に興味はあったのですが、会場が分散していることもあり、今回は大田区総合体育館で行われたバスケットボールに絞って足を運びました。観戦したのは、女子日本代表対ウクライナの準決勝。会場には多様な国籍の方が詰めかけ、国際色豊かな雰囲気でした。
女子日本代表 vs ウクライナ代表
実はバスケットボールの生観戦は今回が初めてだったのですが、コートが一面のみということもあり、選手との距離の近さに驚きました。日本戦のため会場は満員でしたが、前の試合から入場していたおかげで、なんと前から3列目という特等席を確保できました。 試合中は選手のシューズがキュッキュッと鳴る音や、ボールが弾む音が鮮明に聞こえ、その「音」の迫力もデフリンピックならではの魅力だと感じました。

試合は一進一退の攻防が続く好ゲーム。背番号17番の若松優津選手や、背番号7番の羽田まりな選手を中心としたオールコートディフェンスと運動量は圧巻で、素人目にもその凄さが伝わり、夢中で応援しました。対するウクライナの選手たちも、第4クォーター終了のホイッスルが鳴るまで決して諦めない姿勢や高い集中力を見せてくれ、本当に素敵でした。

素晴らしい試合を間近で観戦できた幸運に感謝すると同時に、これほどの熱戦があまり知られていない現状にもどかしさも感じました。スケジュールの都合でこの日しか行けませんでしたが、もし時間があれば他の競技も観てみたいと思うほど楽しかったです。
デフリンピックは明日で閉幕しますが、少しでも興味のある方は、ぜひ会場に足を運んでこの熱気を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
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