先生のための Weekly 教育ニュース(11/2〜11/9)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「文部科学省、理系志望の高校生を3割→4割に」「部活動ガイドライン、12月上旬にも改訂」「都教委、学校にカスハラ対応方針」について取り上げています。


【スポンサードリンク】

文部科学省、理系志望の高校生を3割→4割に

文部科学省が高校の理系転換を加速させる。新設する数千億円規模の基金を活用し、全国から選ばれた重点校の理系カリキュラム拡充などを支援する。2040年までに理系の生徒の割合を現在の3割から4割に引き上げたい考えだ。理系学部を設置する大学への支援も強化し、文系に偏重する「文系大国」からの脱却をはかる。

部活動ガイドライン、12月上旬にも改訂

文部科学省は、部活動の運営などを示したガイドラインを12月上旬にも改訂する方針です。指導者による暴言・暴力などについて、具体例を盛り込みながら説明するということです。

都教委、学校にカスハラ対応方針

保護者による教職員への暴言や過度な要求などに対応するため、東京都教育委員会が定める教職員向けのガイドラインの骨子案が6日、分かった。カスタマーハラスメント(カスハラ)対策として面談時間は原則30分以内とし、保護者らとのやりとりは通話を含めて録音することが柱。6日の有識者会議に骨子案を示し、意見を踏まえて年度内にガイドラインを完成させる方針。

 保護者からの理不尽な要求がきっかけで教職員が心身に不調を来して退職に追い込まれるケースが後を絶たない。都は4月にカスハラ防止条例を施行したことを踏まえ、研究者や弁護士らで構成する有識者会議を設置していた。