守谷市教育委員会にて、市内小中学校の先生方を対象とした「生成AI活用研修会」の講師を務めさせていただきました。夏休み期間中の希望制研修にもかかわらず、驚くべきことに250名を超える先生方にご参加いただき、守谷市の教育現場における生成AIへの関心の高さを実感しました。
守谷市は第三次学校教育改革プランのもと、GIGAスクール構想によるICT教育を積極的に推進している先進自治体です。今回の研修は、同市の「生成AI活用推進(学校DX推進)プロジェクト」における重要な取り組みとして実施されました。
研修の主な内容
2時間の研修では、AIリテラシーの基礎から最先端の活用事例まで、以下の4つのテーマを中心に展開しました。
- 生成AIの必須リテラシー:教育現場における生成AI活用の変遷と、押さえておくべき基本的な知識・スキル
- 校務活用と授業実践の最新事例:実際の成功事例をもとに、明日から使える具体的な活用方法を解説
- AI教育の4ステージ:学校全体でAI教育を体系的に推進するためのロードマップの提示
- ステージ2の実践ノウハウ:授業における生成AI活用の具体的な手法とコツを解説
参加された先生方の熱心な姿勢には、講師として大いに刺激を受けました。研修終了後も多くの先生方が控室を訪れ、ご自身の実践について熱心に相談されていました。この熱意こそが、守谷市のAI教育を支える原動力だと確信しています。
今回の研修が各学校での実践につながり、守谷市の子どもたちが新しい時代に必要な力を身につける一助となることを願っています。プロジェクトアドバイザーとして、今後も守谷市のAI教育推進を全力でサポートしてまいります