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【お勧め記事】ブラックホールって変なもの!? 撮影成功 ナゾ解明へ一歩

本日は、天文学をテーマにしたお勧めのエッセイ記事を紹介します。この記事は、ブラックホール天文学を専門とする京都大学の名誉教授、嶺重慎先生によるものです。嶺重先生は、ブラックホール研究の専門家でありながらも、一般向けの著作活動、バリアフリー天文教材の開発、およびワークショップの実施にも積極的に取り組まれています。今回のエッセイでは、嶺重先生がどのような動機でブラックホール研究を始めたのか、ブラックホールはどのようにして撮影することができるのか、そして天文学者が日々どのような考えを持って研究に臨んでいるのかが、わかりやすく楽しく語られています。天文学に関心を持つ生徒が周りにいれば、ぜひこの記事を紹介してみてください。


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はじめまして。私は天文学者です。専門は「ブラックホール天文学」の理論、すなわち、ブラックホールはどのように観測され、どのような挙動を示すのか、宇宙の歴史の中でどのような働きをしているのかという問いに答えるべく、基礎理論に観測データやスパコンのシミュレーション結果を組み合わせて研究しています。

天文学者というと、望遠鏡でずっと夜空をみあげているイメージが強いと思いますが、私自身は望遠鏡をのぞくことはめったにありません。若いころは、国内外の天文台を回ったりしていました。しかし、今は、人工衛星に搭載された観測装置などによって得られたデータが全世界の研究者に公開されているのでそれを使ったり、あるいは共同研究者が実行したシミュレーション結果などをもとに、もっぱら頭の中で(想像力をたくましくして)考えて、考えぬいて論文を書いています。